Songs of Ryousaku Awanami

About

Who am I ?
In 1990s, I was a member of the band that is not famous but released two CDs from major record company in Japan.

After ended of my early professional carrear, I started composing and singing again. Between 2002 and 2012, I released two albums. In the first album "New day, New life" renamed as "Every New Day Brings You a New Life" in 2019, I composed all songs on Mac computer and never used real musical instruments, Even sampled some background chorus and bass part.

On the other hand, basic tracks for the second album "Struggling" were mostly created with Music Studio software in iPod touch ! Then I converted data to "Reason" on Mac and switched, I mean live recorded, tracks with real musical instrument. I play several musical instruments such like Piano, Electric and Accoustic Guitar, Electric Bass and some small percussions. I love singing songs most and in this album, I did not want to edit audio tracks too much and I never used pitch correction software.

I have created several PVs for these songs. Most PV was created with "blender" which is open source 3D computer graphics software. CG footages were mostly edited in "Javie" which is also an open source software, made in Japan.


私について
1990年代、私は2枚のCDをメジャーレーベルからリリースしたまったく有名ではないバンドのメンバーでした。

プロとしての幸せとは言えないキャリアを終えたあと、作曲と歌うことを再開。2002年から2012にかけて、2枚のアルバムをリリースしました。1枚目の"New day, New life" (2019年、"Every New Day Brings You a New Life"とリネームして再発売)はほぼMac完結のアルバムで、本物の楽器は一切使っていません。バックコーラスの一部で自分の声をサンプリングしたり、自分で弾いたベースの音をサンプリングしてMacに演奏させたりしています。

一方、2枚目の"Struggling"は、ベーシックトラックの大半は Music Studio というアプリを使って、iPod touch 上で作ったものです! そして、そのデータをMacの "Reason" というソフトウエア用にコンバートした後、生楽器で演奏し直して置き換えました。演奏している楽器は、ピアノ、エレクトリックとアコースティックギター、ベース、それに小さなパーカッションを少々。歌を歌うことは最も好きなことです。このアルバムでは生の演奏をできる限り大事にしたかったので、ピッチ補正も一切使用していません。

これらの曲のために、何本かのプロモーション・ビデオを制作しています。ほとんどのPVは、オープンソースのCGソフトウエア、 "blender" を使用して作っています。また、作った映像の編集は "Javie" という日本製のオープンソース・ソフトウエアを用いています。
(Javieが起動する環境は現在ではほぼなくなっており、2019年現在、編集にはApple社のMotionを使用しています)


淡波亮作、と言えば、SF作家としての姿をご存知の方が多いかと思います(もしも私のことをご存知だとしたら、ですが)。または、現在も本職であるCGデザイナーとしての私、でしょうか。

淡波亮作として創作活動を再開した当時、ほかのことは忘れて小説執筆に打ち込むつもりでした。でも、書いた小説は売れません。そこで、私は自分の得意技を使って小説のプロモーションを行おうと考えました。それが、CGを使ったプロモーション・ビデオや、そこに付加される音楽です。

また、執筆した小説の中で登場した詩には、ついついメロディーを作りたくなります。執筆当初はまったくそんなことを考えていませんでしたが、気が付くと何曲もの「劇中歌」を作り、歌っていました。

最初はSoundcloudという音楽共有サービスを用いて楽曲を発表していましたが、徐々に音楽活動へ割く時間を増やすにつれ、やはりもっと音楽に力を入れたくなってきました。
自分自身の状況だけでなく、世の中では「tunecore」というサービスが生まれ、レコード会社とまったく関係なく、世界中で自分の音楽を販売し、ストリーミングサービスにすら参加できる環境が作られました。
AmazonのKDPサービスを用いてセルフ・パブリッシングを始めた時と全く同じような環境が、いつの間にか音楽でも整っていたのですね。それを利用しない手はない、そう思いましたが、これまでに制作したアルバムのクオリティを振り返った時、「まだまだだ」と考えたことも正直なところです。
2017年の秋、私はアルバム『Struggling』の大手術を開始しました。完成度のアップを目指して。
レコーディングしたすべてのトラックを音素レベルから見直して修正を加え、ミックスを何度もやり直し、リマスターを施してようやく完成したのが、2018年1月に発売した『Struggling』です。完璧な出来栄えからはほど遠いものかもしれませんが、これが、今の私の実力のベストだと思っています。



©Ryousaku Awanami 2014 - 2018.